アイ・ケア株式会社は、1910年(明治43)に創業した埼玉県越谷市を中心に事業を展開する、イハシグループの介護事業部門として誕生しました。地域で事業を続けられたのも「地域の皆様の支えがあったからこそ」との思いから、高齢化の進行により顕在化しつつあった様々な地域課題を解決することを目的に設立いたしました。
介護保険制度の創設により、居宅介護サービスへの株式会社参入が認められたことに伴い、2000年に「デイサービスセンターあいあい」を開設、地域の方々や行政をはじめとした関係機関の皆様と連携をしながら、地域課題の解決に向け全力を注いで参りました。入居型サービスや小規模多機能型居宅介護支援事業所を整備し、多様化するニーズや幅広い介護度の方に対応するための体制を整えるとともに、越谷市から地域包括支援センター業務を受託し、“福祉の総合相談窓口”として複雑化する課題を解決するために努めております。姉妹法人である社会福祉法人大吉会との連携を通じて、より幅広い介護ニーズへの対応力を強化するとともに、職員教育や組織管理体制の強化に努めてまいります。近年は、地域の介護人材の育成を目指し、介護福祉士初任者研修や実務者研修養成校の設置や、障がい者の就労支援事業所を開設し、地域の中で誰もが笑顔で暮らせる地域共生社会の実現を目指しています。
代表取締役社長 井橋 興蔵
「ふれあい・かたりあい」
私たち、アイ・ケア株式会社は、「こころとこころの触れ合う時間」・「信頼して語り合える空間」を目指し、ご利用者様・ご家族様・地域・職員がお互いに安心できる環境を創造します。
その人らしい人生が送れるよう、「愛情」を持って親しみやすい環境を整え、互いに「喜び」が生まれるサービスを目指し、「楽しい」時間を共有することの出来る人材を育成します。
それにより、地域において目標となる事業を目指します。
ご利用者様が望む自分らしい生活を実現するために、我々ができることはないか、どんなサポートがあれば自分らしい生活を継続することができるかを考え、その実現の可能性をあきらめないことを重視しています。
スタッフの多くは国家資格をはじめ各種資格や研修を修了したプロフェッショナルです。しかし、資格取得や研修を受講したことでその成長は終わるのではなく、現場での経験を通じて成長していきます。ライフスタイルに合わせた多様な働き方で無理なく成長できる体制を整えることで、自らの成長の可能性を信じ、サービスを利用してくださる方々に還元をしていくことをあきらめない取り組みを行っています。
創業時の思いである地域への恩返しを実現することを目標としています。地域の方々が、笑顔でその人らしい生活を実現するために、私たちができることを常に考えています。サポートが必要となったことで生活に制約を強いられ、社会から隔絶されるのではなく、誰もが自分らしく共に生きることができる社会の実現に向け、その可能性をあきらめずに実現していくために力を尽くしていきます。
© アイケア株式会社