あいあいが実践しているのは
介護をしない介護
目指すのはご利用者様の
社会的自立支援
私たちの中で、“サポートしてあげたい”“危ないからやってあげよう”という思いが、時にはその方ができることを奪ってしまっていることがあるのではないか。その方のためにと思っている行為が、逆にその方がその方らしい生活を送る妨げになっているのではないかというジレンマを抱えていました。介護者が、介護を受ける側の能力や意欲を奪うのではなく、その方が自ら選択したことを尊重し、その方に伴走しながらサポートを行う。その方ができることを見極め、サポートが必要な場合は惜しみなく手を差し伸べる。その方を主体とした介護を実現するために取り組んでおります。
やりたい事を選択して頂けるよう豊富なレクリエーションを毎日実施しています
従来の介護現場では、ややもすると介護者が利用するサービスやスケジュールを決めてしまいがちです。時には、気が乗らないサービスを受けることや、望まないタイミングで介護を受けざるを得ない場面もあるでしょう。支える側が主導権を握るのではなく、本人が選択をし、支える側はその決定を尊重し伴走する環境を当たり前に整えていくことが重要と考えています。そのため私たちが目指している事業所は、利用される方に複数の選択肢を提供し、その中から選択した決定を尊重し、その意思に沿ったサービスを提供していくことです。
「選択・決定」の尊重を大切にしているのは、サービスを利用されるご本人様の意欲にもつながると考えているからです。私たちは長年、介護現場に携わってきた経験から、高齢者の生活機能の維持には、身体機能の維持と同等かそれ以上に意欲(モチベーション)の維持が重要になることを肌で感じてまいりました。「やりたいことがあるから、『あいあい』に行く。」「お友達に会いたいから、『あいあい』に行く。」、そんな気持ちをこれからもシェアし、サポートしていきたいと考えています。
プログラムについても、心身機能の維持や改善に向けたプログラムはもちろんのこと、可能な限り在宅生活を実現する生活機能の維持向上や、社会とのつながりや自らの役割を発見することができるプログラムの提供を目指しております。ぜひ、当社のサービスを使っていただき、新しい趣味や新しい友人、新しい生活を発見していただきたいと思います。介護サービスを受けることになったことを人生の終焉と捉えるのではなく、そこからが第2のスタートとして新しい自分を発見する、そんな事業所でありたいと考えています。
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